コラム
平成18年10月 新たな経営体制に
平成18年10月に、役員人事がありましたのでご報告いたします。
・代表取締役 会長 堀口 克己
・代表取締役 社長 小林 高暁
・取締役 フードデリバリー本部本部長 村 光男
・常務執行役員 芦沢 克守
・執行役員 小堀 哲男
・監査役 磯崎 章
昭和43年6月より、創業者として第一線で「水仙」をここまで大きく発展してこられた、代表取締役 会長
堀口 克己 より、就任にあたり挨拶がございましたので、その一部をここに紹介させていただきます。
創業以来、ずいぶん長い間、苦しい日々が続きましたが、大恩人である帝京大学の創始者、沖永荘兵衛先生のご来店をきっかけに、お客様が増え始め、昭和58年より桐ヶ谷斎場への仕出しが始まりました。
それから10年、小林新社長が入社してから、急速に会社の組織化が進み、受注も右肩上がりに急成長して参りました。
しかし業界を取り巻く環境や葬儀の変化、競争の激化にさらされ、苦しい状態ではありますが、インターネットなどによるケータリングビジネスの急増など明るい兆しが見えてきています。
我ながら良くぞここまで来た・・・という気持ちです。多くの人材、時の流れにも恵まれ、皆さんの努力、ご支援があったからこそ、今があると言う気持ちでいっぱいです。
若干43歳、第35代アメリカのケネディ大統領が、就任演説で次のような話をしております。
「松明が若い世代に引き継がれた。
若さには魅力がある。
しかし、重要なのは若さそのものではなく、若いエネルギーで何をするかだ。」
会社は一気に大きくなってきましたが、組織、体制作りはまだまだです。これからが特に
重要となってきます。若いエネルギーで、したたかさと柔軟さをもって、難局に取り組んでいってもらいたいと思います。
また、官房長官時代の後藤田正晴氏が残した五訓が特に印象深いのでご披露したいと思います。
一、己の利益をわすれて、社会の利益を考えよ
二、悪い事実は早く報告せよ
三、勇気を持って意見具申せよ
四、自分の仕事ではない、と言わない
五、決定には従い、命令は実行せよ
「継続は力なり」と申します。是非この言葉を改めて思い起こし、自己研鑽に勤め、社業発展にご協力いただきたいと思います。
社長の一番大切な仕事は、後継者を育て引き継ぐことと言われています。私は、小林新社長が入社して以来、このことを念頭に事業をやってまいりました。ここにきて急に新社長が誕生したわけではなく、長い年月、逐次仕事を引き継ぎながら今日を迎えたわけです。
今日、こうして立派に後継者が育ち、皆さんにお話できるのを心から喜んでおります。
私も、会長に就任しましたが、これからは新社長の背中を流すつもりで、従来以上に汗を流しながら、皆さんと一緒に社業発展に尽くしたいと思っております。
どうか皆さん、小林新社長を盛り立て、新制スイセンの発展の為に一層団結してまいりましょう。
ありがとうございました。
平成18年10月 社長就任の挨拶と所信表明(抜粋)
当初、このお話を堀口会長から頂いたとき私は大変驚き、ご辞退申し上げました。
しかし、会長のご決心は固く、私は微力ながらも、また若輩者でもありますが、この度社長就任をお引き受けする決心を固めるに至りました。
創業者としての会長は、長年の努力と忍耐、絶え間ざる経営努力を重ね、現在に至りました。どうかこれからも、私たちにご指導ご鞭撻をいただけますようお願い申し上げます。
私はこの会社に転職し13年がたちました。何も解らないところから始めましたが、今私はこの事業に大きな誇りを感じております。
まず何よりも『食』の重要性です。 人間は嬉しいにつけ悲しいにつけ『食』に集います。そこには笑顔や会話が生まれ、私たち人間は、人生の節目節目で『食』を通して、生きている価値を見つめ、感動し、また新たなる人生を歩んで行きます。私たちは、それらをより良い物に作り上げる大切な使命を担っております。子供の情操教育にも、行政は『食育』という言葉を使い始めました。日本人が失いつつある『食に集う』重要性を行政も見直し始めたのです。
そして2つ目として、最近では『癒し』や『ホスピタリティ』という言葉で表現されておりますが、絶対に人間にしかできない「奉仕」という価値をお客様にデリバリーするという役目も、私たちは担っております。疲れ切った現代社会において、無くてはならない事業を営んでいるのです。
今や我々が営む事業は、競争が激化する中、その真価が問われ、益々優秀な人材が必要とされ、世の中で最も重要な産業に成長していくと確信しております。皆さん、私たちはそのフロンティアになろうではありませんか。
私はこの確信のもと微力ながらもこの重責を担い、全身全霊、命を懸けて、職務を全うする事をオーナーである会長と私の大切な家族である社員の皆さんに、今ここでお誓い申し上げます。
しかしながら、当社を取り巻く事業環境は決して先行き安泰、順風満帆という訳ではありません。皆様よくご承知の通り、当社の重要な事業基盤であるセレモニー事業は、現状維持さえ必死の情況であります。同業他社では淘汰の波に沈んでいく会社が生まれ始めました。私たちは何としても生き残り、業界の雄という地位を確保しなければなりません。
また、新規事業であるケータリングビジネスは、当社に明るい希望を与え、企業イメージの変革を示し、躍進しつつも、恐らくは、これからが本当の勝負になります。舵取りに充分な神経を注いでいかなければなりません。
そして、店舗事業は、仕出しケータリング事業との相乗効果をもっともっと高めていかなければなりません。
何時の時代も会社の運転は予断を許せません。その為に私は今強い決心の基、食品の安全衛生意識の確立に最大限の努力をし、取り組んでまいります。また、利益と言う面では、あらゆる購入資材の発注先並びに価格について、合理的に見直す為、本社部門にマーチャンダイズ機能の充実を図ります。
ここで皆さんに披露したい言葉があります。
アメリカの第35代大統領、ケネディーの就任演説の有名なスピーチの一説です。
「親愛なるアメリカ合衆国の皆さん。私が就任するにあたり、皆さんにお願いしたい事があります。あなたの祖国が、今あなたに何をしてくれるかを、問うのではなく、あなたが、祖国の為に何が出来るか、祖国の為に何をなす事が出来るかを、どうか自分自身に問うて欲しい。」
是非、『自主・自立・自己責任』の精神を持って、自分の二本の足でそれぞれがしっかりと立ち上がって欲しいのです。
ホールを含めた営業部門は限りない前進と売り上げ増大を目指して欲しい。
技術者たる調理部門は絶え間ない技術の研鑽と目まぐるしく変化する消費者のニーズが今何を求めているか、マーケティング活動を行って欲しい。
製造と販売。製販両輪がかみ合ってこそ初めて会社は前進を続けるのです。私はこれらが正常な回転を行えるよう、皆が目を輝かせて、自由闊達で建設的な意見・具申が行えるような職場環境作りに取り組んで参りたいと思います。
企業は事業に取り組む姿勢を問われております。その事業姿勢が正しければ生き残れる。間違えていれば淘汰の波に沈んでいく。私は喜んでこの自然の摂理に挑戦していきたい。
私は人々から儲かっている会社ですねと言われても嬉しくない。
忙しくて羨ましいとも言われたくない。
私は『良識ある会社ですね』と言われたいのです。コンプライアンスを重視し、反社会的行為は今後も断固として排除していきます。
そして社会的妥当性を常に追求していく。そういう会社作りが出来れば、必ずや我々は未来を確信する事が出来るでありましょう。その日に向かって皆さん共にスクラムを組んで戦って行こうではありませんか
当社の新しい発展の為に、是非皆さんで力を合わせ頑張って行きましょう。
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